■ 代表挨拶
我々は障がいを抱えているお子様と保護者の皆様のサポートを実現するために
2023年4月より児童発達支援事業所はれのね にこを設立いたしました。
小学校入学前の未就園児が、少しでも困りごとを減らして生きやすくなるように、
これからの社会の中で自分らしくいられるように、そして、楽しく笑顔で過ごせるように
お子様のための、保護者様のための、周囲で関わる方達のための、支援を心がけております。
指導員一同、子どもたちと全力で向き合い、ひとりひとりの個性に合わせた
最適な「学び」「遊び」ができる支援計画を立て、より良い取り組みを実施していきます。
「第二、第三の我が家」として子どもたちの生活の幅を広げ、共に成長していきます。
■ きっかけ
33歳で夫と結婚。その後3年の不妊治療、体外受精を経て帝王切開にて長男を出産。
第二子のための不妊治療中に流産を経験。その後、長女を出産。
長男が、発達障害グレーゾーン(多動傾向、集団行動が苦手)です。
保育園に通いながら、2年弱の間、遠方の療育教室にも通っておりました。
療育を利用する前は、〇や△などの簡単な記号も「難しいから書けない」とペンを握らず、
保育園の発表会や運動会では、その場にいることができずに教室中、園庭中を走り回っていました。
道を歩く際は手を振りほどいて走っていこうとし、時には車道に飛び出したりしていました。
ですが療育に通った今では、自分から進んで生き物や植物等の絵を描いたり、
発表会や運動会でも、その場で立っていたり、演技に参加できるようになったり、
道を歩くときは手をつなぎ、走らずに一緒に歩いてくれるようになるなど
様々な変化がみられるようになり、日々、療育の効果や必要性を痛感してます。
ただ、近所に土日に開所していて空きのある療育教室がなかったため、隣県の教室に通っています。
平日の療育教室しかないことで、発達障がいの子の親はキャリアをあきらめなさい、と社会から
言われているように感じてしまい、なんとしてでも土日に通える教室を探しました。
そして、保育園や療育教室での様子をそれぞれの先生方に見ていただきたいと思っても距離があり難しく、
どちらの先生方にももどかしい思いをさせてしまったと感じています。
また、小学校への就学準備に際しても、療育教室が都内・学区内でなかったため、
就学に関する情報が得られず、どうしたらいいのか頭を抱えた時期もありました。
発達障がいは脳の機能障害であり、本人の努力や親の育て方で発症するものではありません。
と、頭ではわかっていても、私自身、息子が発達障がいであることを受け入れること、
認めることはとても苦しく、難しかったです。
当時は、こんなことを相談できる相手も場所も知りませんでした。
そういった経験もあり、
「お子さんの発達で悩んでいる方たちに、療育の存在・必要性を伝えたい」
「同じような悩みのある保護者の方が相談できるような場所を作りたい」
「同一区内、学区内で、保育園や幼稚園や行政と連携して適切なアドバイスができる場所をつくりたい」
「当事者の親だからわかること、できることがあるはず!」
と療育教室の開所を決意いたしました。
当事者の親が運営する療育教室として、晴れた空に、みんなの笑い声や歌声が響くような、
そんな時間を増やすお手伝いができる、そんな場所であり続けられるよう、努力してまいります。
♪ CORPRATION INFORMATION運営法人
法人名 | 合同会社はれのね |
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代表者 | 一瀬 瑠深 |
住所 | 〒115-0042 東京都北区志茂4-14-1 |
TEL | 03-5249-3777 ※営業電話・問い合わせは固くお断りしております。 |
事業内容 | 児童福祉法に基づく障害児通所支援事業 |